作品紹介

愛さえあれば、お金なんていらないわ

血の繋がらない美しい養母と、巨大な屋敷で暮らしている主人公・立花渚は、
立花家の当主である伯父から「伴侶を見つけて後を継いで、財産を受け取ってほしい」という
相談を持ちかけられつつも、今の生活に不自由を感じていないため実感が持てないでいました。
そんなある日、養母が理事を務める学園の女子寮が天災により倒壊しかけ、
学園の女子寮に住む女の子達が彼の住む屋敷に一時的に転がり込んできて、
一気に生活が華やかになります。
投資が趣味のオタク気質な幼なじみ・一条寺透子や、
初対面でいきなりパトロンになってほしいと迫る天才ヴィオリスト・天谷玲など、
個性的なヒロイン達と生活していく中で、「結婚」について考え始める渚。
幸せな結婚とはどういうことか、お金よりも大切なものはあるのか......
「お金(現実)」と「愛(夢)」の間で揺れる、少し不器用な恋愛模様をお楽しみください。

キャラクター
一条寺 透子

一条寺 透子(いちじょうじ とうこ) CV:上原あおい
二年生

資産家のご令嬢。しかし親から支給される月々のこづかいは少ない。
家同士の交流があったため、主人公とは幼なじみ。いわば気のあうお金持ち仲間。
インドア志向のゲームオタクで、身体を動かすのは不得意。ちょっとしたことですぐへばる。
微妙にコミュ障気味(本人談)だが、にぎやかなのが嫌いなわけではなく、好奇心も強めで小動物っぽい性格。
近年は投資の趣味があり、主人公の余剰資産を預かって運用し利益をあげている。
いずれ自己資金を貯めて家から独立する、というのが当面の目標。

天谷 玲

天谷 玲(あまや れい) CV:夏野こおり
二年生

音楽芸術の道に己のすべてを賭けているヴィオリスト。
自分の才能に絶対的な自信を持っており、必ず芸術家として大成すると確信している。
ただし道を究めようとするには財力が足りないと感じたため、大金持ちの主人公に目をつけて、
容姿を武器に援助してもらおうとやってくる。
ともすれば、ややざっくばらんすぎる押しの強い性格ではあるが、
とにかく感情をストレートに出してくる裏表のなさという意味では清々しいと言えなくもない、かもしれない。究極の善人。

丹下 花純

丹下 花純(たんげ かすみ) CV:羽鳥いち
一年生

学園では主人公の後輩だが、バイト先では先輩にあたる。
会社経営者だった両親が、倒産による多額の借金を残して夜逃げしたため、
バイト生計の貧乏暮らしを余儀なくされている、薄幸の勤労少女。
きまじめで控えめなやさしい性格で、やや年の離れた弟妹二人を立派な大人に育てあげることを心に誓っている。
節約生活に慣れすぎた結果、無意識のうちについ安上がりなほうへと流れがちな自分に気がついてへこんだりすることも。

春日野 紫子

春日野 紫子(かすがの ゆかりこ) CV:有栖川みや美
三年生

学園で執行部会長を務めている、品行方正で性格温厚で成績優秀で容姿端麗で人望極厚という、
欠点らしい欠点のないパーフェクト超人。
両親は医者で、そこまですごいお金持ちというわけではないが、
そのにじみでるいとやんごとなき気品から、学園一のお嬢さまと言われている。
本人としては、とても満たされているがゆえに、なんとしてもという強い我欲を持てないという「悩みがないのが悩み」のような状態。
瑠璃とは親友。何事にも全力で一生懸命になれる彼女のことをまぶしく思っている。

島影 瑠璃

島影 瑠璃(しまかげ るり) CV:田中理々
三年生

主人公のバイト先の先輩。学園でも先輩。
気さくで面倒見のいい、お人好しな性格で、他愛もない相談にも親身になってのってくれる、
絵に描いたようないい人。ただし、怒らせるとかなり怖い(物理的に)。
いわゆる女の子らしい女の子になりたいと憧れている、内面的にはある意味で最も乙女なハートの持ち主だが、
自分の基本属性がどうにもがさつ方向であることは承知しており、猫を被ることに限界を感じてもいる。
紫子とは親友。自らの理想を体現したような存在である彼女は羨望の対象。

マリーカ・フォン・ヴィッテルスバッハ

マリーカ・フォン・ヴィッテルスバッハ CV:香山いちご

主人公の母方の従妹。母国の皇位継承権を持つ正真正銘のお姫さま。
幼いころに仲よく遊んでくれた主人公に懐き、実の兄のように慕っている。
いずれはどうにかして妻の座を射止めるつもり、らしい。
性格は天真爛漫そのものだが、目上の人間の多い宮中で大人たちに囲まれて育ってきているため、
ときおり達観したような言動をすることもある。
天性の甘え上手でスキンシップ大好き。趣味は主人公の腕枕や膝枕で眠ること。

エルヴィラ・リーフェンシュタール

エルヴィラ・リーフェンシュタール CV:かわしまりの

主人公の育ての親。学園の理事長であり、主人公たちのことをあたかかい眼差しで見守っている。
もともとは若くして頭角をあらわした辣腕の経営投資家だったが、
激務により身体を壊したことで、その道からは引退。
社会貢献や福祉といった方面での活動や人材育成に心を砕くようになった。
ともに生死の境を乗り越えた主人公とは強い絆で結ばれており、深い信頼関係がある。
たまにちょっとズレた方向の茶目っ気も見せる、とてもやさしいお母さん。

丹下 梅/桃

丹下 梅/桃(たんげ うめ/もも) CV:桐谷華

少し年の離れた花純の双子の弟妹。
女の子である梅のほうがアクティブで勢いまかせ、男の子である桃のほうが思慮深くおとなしいという、対照的な性格。
二人とも花純が大好きで、不器用な姉のことをいつも全力で応援している。

望月 久美

望月 久美(もちづき くみ) CV:ひな葉月

いつも渚の近くにそれとなくつき従う謎の人物。渚が不用意なリスクに身をさらすことを極度に嫌っている。
かなりの毒舌家で口を開けば小言という感じだが、
それらは悪意ではなく心配から出ているものであることを渚は知っており、なんだかんだで信頼をおいている。

立花 渚

立花 渚(たちばな なぎさ)

主人公。かなりすごいレベルのお金持ち。
国内有数の巨大企業組織を持つ立花一族の本家次男坊と、
欧州の某小国の姫君の間に生まれた青年で、現状、グループの次期総帥最有力候補の立場にある。
事故で両親が亡くなるまでは、ふつうの庶民的な暮らしをしていたため、日頃の金づかいはむしろ控えめで堅実。
ただ、いざ使うとなった際の思いきりはよく、自分が本当に必要だと感じた場合には巨額を投じることもためらわない。
女の子への興味は人並みにあるが、お金めあてで寄ってくる輩が多く、
過去にそれで何度か痛い目をみたため、深いつきあいをすることにはやや及び腰。