作品紹介
狂い哭け おまえの末路は“英雄”だ
天を目指して翔ぶがいい──蝋の翼が溶けるまで
狂えるほどに願い焦がれ、己を対価に引渡し血肉を炎にくべるのだ
光のために。未来のために。自分以外の誰かのために
今度こそ、君を守り抜くために
過去も未来もみな総て、あらゆる絆を焔と燃やした暁に……
太陽で焼かれながら、誇りと共に墜ちていけ
──墜ちていけ
そう、運命は生贄を射止めた
聖火の誕生を前に、悲劇は焼き尽くされるだろう
過去も嘆きも絶望も、遍く闇は閉ざされる
邪悪なるもの、一切よ。ただ安らかに息絶えろ
ゆえに──
「狂い哭け」
「おまえの末路は“英雄”だ」
王冠へと至るは“贖罪”と“再生”──
あの日の罪を取り戻し、英雄譚へと墜ちるがいい
キャラクター
アシュレイ・ホライゾン 【Ashley Horizon】 CV:佐和真中
第六東部征圧部隊・血染処女(バルゴ)に新しく配属された新米星辰奏者(エスペラント)である、本作の主人公。愛称はアッシュ。
真面目で実直、加えて努力家。つまり至って健全な精神と倫理観を兼ね備えた好青年だが決して堅物というわけではなく、
互いの意見を聞き入れた上で双方に納得のいく答えを出す柔軟性も持っている。
ただ突発的な事態や女性関係には滅法弱く、特にラッキースケベな展開に遭遇すると極端に狼狽して醜態をさらしてしまうことも。
「誰もが正道を歩めるように。 その確かな道筋を俺は作ってみたいんだよ。」
レイン・ペルセフォネ 【Rain Persephone】 CV:奏雨
ある事件をきっかけにアッシュと遭遇し、結果として刃を交えることになる謎の少女。
あらゆる損得を抜きにしてアッシュに関わりを持とうとするなどその行動には多々、不明な点が散見している。
アッシュを救うためならばレインは微塵も躊躇わない。
異形の存在であるケルベロスと何か関係があるようだが、その真実は──
「過去は何より大切だろ? 積み重ねてきた思い出が心を形作るんだからさ。」
アヤ・キリガクレ 【Aya Kirigakure】 CV:立花沙羅
アッシュ、グレイを加えた三人小隊(スリーマンセル)の一員。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
おしとやかな品のある話し方からいじらしい行動まで、旧暦における大和撫子という概念をそのまま切り抜いたかのような少女である。
そのため貞操観念も相応に強いはずだが、なぜか初対面のアッシュには明らかに強い好意の窺える献身的な態度で接している。
「今度こそあなたの御傍にいさせてください。」
ミステル・バレンタイン 【Mistel Valentine】 CV:手塚りょうこ
見目麗しい華やかな外見と、竹を割ったような明朗快活さを持つ大人の美女。
非常に社交的な性格であり、そのため職務が関わらなければアッシュやレインなど所属の違う面々にも
フレンドリーに対応してくるなど、些事に拘らない懐の広さを持っている。
なお、実はかなりの酒好きであり、酔えばオヤジくさく同性相手にセクハラを繰り返すなど残念美人な一面も。
「お姉さんに任せなさい。これでも私、凛々しい騎士兼シスターよ?」
ケルベロス 【Kerberos】 CV:ルネッサンス山田
“銀の冥狼”と呼称される常に狼面を被った正体不明の異形。
ある現象がきっかけとなり現出した存在で、驚異的な星殺しの異能を宿した怪人物。
その力は反星辰奏者(アンチ・エスペラント)とも言うべき代物であり、彼の繰り出す反粒子はあらゆる星を駆逐してその輝きを終滅させる。
疑いなく、全星辰奏者(エスペラント)の天敵。
本来なら遭遇が死に直結するレベルの怪物なのだが、本人は荒事を嫌っているのか
出来る限り戦闘を回避しようとしている部分が唯一の救いと言えるだろう。
「狂い哭け、おまえの末路は“英雄”だ。」
ギルベルト・ハーヴェス 【Gilbert Harves】 CV:佐藤涼樹
徹底した能力評価主義者であり、実力のある相手には部下や敵対者であろうと敬意を払う公明正大な好漢。
そのため人望も厚く、戦火の絶えない東部戦線において帝国側の勢力が瓦解しないのは彼の手腕によるところが大きい。
故人である第三十七代総統クリストファー・ヴァルゼライドを今でも深く尊敬しており、そのためか不断の努力を何より好む傾向がある。
日々前進しようとする人間へは助力を惜しまないため、アッシュの気質を非常に好ましく思い特に目をかけている模様。
「嘆かわしい、これでは勝者が哀れだろう。」
ファヴニル・ダインスレイフ 【Fafnir Dainsleif】 CV:ほうでん亭ノドガシラ
商国で活動する悪名高い傭兵団“強欲竜団(ファヴニル)”を統べる頭領。
帝国アドラーの英雄クリストファー・ヴァルゼライドの手により新西暦1016年に壊滅した
巨大麻薬組織ニルヴァーナ……その数少ない生き残りが彼である。
複雑怪奇な執念の赴くまま、現在に至るまで帝国へ不利益をもたらすべく戦場へ姿を現している。
「そう、英雄が魔剣(おれ)を生み出した。 邪竜(おれ)を討ち取り奴はこの世に生まれたのだからッ。」
グレイ・ハートヴェイン 【Grey Heartvain】 CV:村野住人
アッシュ、アヤを加えた三人小隊(スリーマンセル)の一員。
悪ガキがそのまま成長したかのような性格であり、基本的に享楽的かつ楽観的な生き方をよしとするノリこそすべてという青年。
すなわち、気持ちのいいお馬鹿。
無類の女好きで、女性を見れば口説かずにはいられないという悪癖を持つ一方、
一応プレイボーイの作法は心得ているため決定的な間違いは犯さない。
「とりあえず口説く! まず話はそれからだろうがッ。」
アリス・L・ミラー 【Alice Liddell Millar】 CV:青山イト
芸で路銀を稼ぎながら各国を巡る旅一座、その踊り子にして花形。
幼くもどこか艶のある不思議な気配を纏う少女で、主にアッシュらが行きつけとしている大衆酒場で美しい舞を踊っている。
基本的にはイタズラ好き、からかい好きの小悪魔じみたノリのいい性格であり、真面目な相手にちょっかいを出すのが大好き。
「やあん♪ アリスかんげきぃ~。」
クロウ・ムラサメ 【Kuro Murasame】 CV:髭内悪太
アッシュたちの戦技教導官。階級は大尉。
達観を通り越しもはや枯れているとも感じられる男だが、こと剣術に関しては他の追随を許さない超一級の達人。
剣の腕に限定すれば並の星辰奏者(エスペラント)さえ圧倒する脅威の技巧を発揮する。
「なに、旧型の戯言だ。おまえが気にすることじゃない。」
シズル・潮・アマツ 【Shizuru Ushio Amatsu】 CV:恋乃めもり
日系の血筋であるアマツの姓に違わず、聡明さと美しさを兼ね備えた才媛。
かつて第十一研究部隊・叡智宝瓶(アクエリアス)に所属していた経験を生かし、
その蓄えた膨大な知識でアドラー東部戦線における星辰体(アストラル)研究分野を支えている。
人を外見でなく内面で判断するのを第一としているためか、思いやりに厚く情が深い。
「大切なのは想いであり、心でしょう?」
ブラザー・ガラハッド 【Brother Galahad】 CV:我武徹
まったくと言っていいほど裏表のない熱血漢で、溢れんばかりの信仰心を年中掲げまくっている暑苦しい中年親父。
自他共に認める極東黄金教(エルドラド・ジパング)の敬虔な信徒であり、
旧日本国である大和を馬鹿にするものは鉄槌の染みにするのを厭わないという困ったおっさんでもある。
一応、プラーガに駐在している騎士団の頂点に位置する人物なのだが、上記の通り嘘がつけない性格のため腹芸や謀略面ではからっきし。
「おおぉ晴れるや! 大和(カミ)の遺した御心がままにィッ。」
ヴァネッサ・ヴィクトリア 【Vanessa Victoria】 CV:幸田幸子
三白眼に咥え煙草、常に気だるそうな言動を崩さない女性であり、端的に言って厭世家。
一部隊の長であるため高い実力と政治力を兼ね備えてはいるものの、
基本的に面倒ごとや厄介ごとを疎ましがる人物のため、東部戦線の双璧であるギルベルトとは反りが合わない。
その反面、一度やると決めたら徹底的にヤる性格。
「面倒ごとは御免でね、 悪いがあたしは不干渉だよ。」
リン・ミツバ 【Lin Mitsuba】 CV:御苑生メイ
アンタルヤ商業連合国を統べる十氏族が一つ、ミツバ商会の大幹部を務める人物。
プラーガの覇権を狙っている商国勢力の実質的な頂点でもある女性。
一見すると妖艶な笑顔をたたえる絶世の美人だが、その実態は権謀の怪物。
微笑みながら数多くの策略を推し進めるのを戸惑わず、それにより無関係の人間が万人路頭にさ迷おうが厭わない、手の付けられない悪女である。
「大切なものがお金じゃなければ救えない時、人は綺麗に転ぶのよ。」
ティナ・クジョウ【Tina Kujo】 CV:月野きいろ
大衆酒場で働いている元気な双子のウェイトレス。
一見おとなしそうだが、息を吸うようにからかってくるのがティナ。
「本日のおすすめは、全部見せ双子(ダブル)満腹セットでございまーす。」
ティセ・クジョウ【Tesse Kujo】 CV:月野きいろ
大衆酒場で働いている元気な双子のウェイトレス。
見た目そのまま活発で、息を吐くようにからかってくるのがティセである。
「オプションでさくらんぼへの蜂蜜デコレーションもどうですか? かしこまりましたー、にしし。」